かみ合わせ治療 | 歯列矯正・インプラント専門歯科医院【武庫之荘駅前かい矯正歯科】

これからも、おいしく食べて、笑って、元気に過ごしていくために

50~60代になると、の表のように歯に問題をかかえる方が増え、急激に歯を失う可能性が高まってきます。

1本でも歯を失うと、食事がしづらい、会話がしづらいという直接的な問題だけではく、頭痛や肩こりといった慢性的な症状や、筋力・骨量・基礎体力の低下、また認知症へのリスクなど、全身の健康にも影響が広がっていく可能性があります。

2011年 年齢階級別にみた1人平均現在歯数調査(厚生労働省e-ヘルスネット)
2011年 年齢階級別にみた1人平均現在歯数調査(厚生労働省e-ヘルスネット)

歯を失うことで起こる体への影響

  1. 咀嚼機能の低下(噛む力が弱くなる)
    • 食べられるものが限定される
    • 握力や骨量、基礎体力が低下する
  2. 咀嚼時間の短縮(噛む時間が短くなる)
    • 脳への血流量に影響が出て、認知症のリスクが高まる
  3. かみ合わせが悪くなる
    • 平衡感覚に影響が出て、転倒しやすくなる

歯が数本しか残っていない場合、20本以上歯が残っている場合と比較して、年間医療費(医科・歯科・調剤含む)が、150%以上に増えるというデータもあり、1本でも多く歯を残すために、歯みがきなど日頃からしっかりケアを行うことが大切です。

しかしながら、ケアだけでは、歯を守れない場合もあります。

この方々は、毎日しっかり歯磨きをされていましたが、この写真ように多くの歯を失うことになりました。しっかりとケアしていたにも関わらず、なぜ歯を失うことになってしまったのでしょう?

毎日ケアしていたにも関わらず、いくつも失われてしまった歯

その原因は、かみ合わせの悪さでした。

かみ合わせの悪さは、歯並びだけの問題ではなく、虫歯治療で入れたつめ物のバランスの悪さ、入れ歯の未使用といったものから、加齢による歯のすり減りなど、いくつかの原因によって引き起こされます。

かみ合わせが悪いと、一部の歯に大きな負担がかかります。噛むときに歯にかかる力は、成人男性の平均で約60kgと言われていますが、長年、その力を過剰に受け続けた歯は、その負担に耐えきれず、ある年齢に達したときにダメになってしまいます。

1本の歯がダメになると、周りの歯にもズレやゆがみなどの問題が広がり、かみ合わせの悪さがどんどん進行して、最終的にの画像のような状態まで悪化してしまいます。

進行していくかみ合わせの悪さ
1本ダメになると次々にダメになっていく図

このイラストの様に、1本が傾くことによって、次々と滑り落ちてしまう、そんなイメージです。

これからの人生をおいしく食べて、元気に楽しく過ごして頂くために、虫歯や歯周病を予防して歯を守ると共に、正しく噛めるよう「かみ合わせ」を整えていくことが大切です。

歯と体を健康に保つための「かみ合わせ治療」

「かみ合わせ治療」とは、かみ合わせの悪さによってずれてしまった下あごを、元の正しい位置に戻してあげる治療のことです。顎運動計測、CTによる顎関節診査等、により、現状をしっかり診断し、科学的根拠に基づいた改善治療を行うことで、正しいかみ合わせを導きます。

かみ合わせ治療により、ズレた下あごを元の正しい位置に戻す

かみ合わせ治療を行うと、このようにお口が生まれ変わります。

かみ合わせ治療によって改善された口腔内
かみ合わせ治療によって改善された口腔内2

翔己会式 かみ合わせ治療 6 STEP

  • STEP 1 基礎資料収集
    基礎資料収集

    まず、現在のかみ合わせについて、問題の原因を突き止めるために、下記の検査を行います。

    • 口腔内写真撮影
    • レントゲン撮影
    • 顎関節CT検査
    • スタディモデル
    • 歯周検査
    • 咬合診査
    • 顎機能検査
    顎関節CT検査

    顎や顎を支える周りの骨の「形状」を確認する検査です。顆頭と言われる下顎の先端部分や顆頭を受ける下顎窩の形や角度が正常かどうか、またその間の隙間の厚みが十分あるかどうか、CTで測定します。

    顎関節CT検査
    顎機能検査

    かみ合わせが悪い場合、口を開け閉めした際の顎の動きに違和感がある方も多いかと思います。アルクスディグマ®は、そのような顎の開閉時の違和感や機能を解析するための最新検査機器です。顎の動きをコンピューターで正確に数値化し、現状の問題を解析します。

    アルクスディグマによる顎機能検査
  • STEP 2 保存可能な歯の選別
    保存可能な歯の選別
    金属を外してみると、中は大きな虫歯!という事も…

    まず、歯の状態を確認して、保存可能な歯の選別を行います。

    既に治療を受けている歯であっても、中が虫歯になっている事は少なくありません。レントゲンをとっても、金属と重なり、正確な状態が分からないことも多いため、疑わしい歯は1本ずつチェックしていかなければなりません。
    今後、治療進めていくなかで、どの歯を残せるか、どの歯を治療しなければならないか見極めることは非常に大切です。

  • STEP 3 確定診断
    確定診断

    SETP 1の検査結果を元に、かみ合わせ改善に必要な治療方法、費用、治療期間などを割り出します。

  • STEP 4 初期治療

    SETP 2で選別した保存可能な歯について、必要な治療を行います。

    噛み合わせが悪い場合、歯のゆがみが発生しているため、磨き残しから虫歯や歯周病が進行している場合が多く見られます。欠損している歯については、インプラント治療や入れ歯治療で欠損部分を補い、歯並びの悪さがかみ合わせに影響している場合は、歯列矯正治療を行ってバランスを改善していきます。

  • STEP 5 かみ合わせ改善
    かみ合わせ改善

    初期治療で歯を整えた後、本格的なかみ合わせ治療に入ります。
    顎関節の状況や、下あごの動き方などを確認しながら、正しく噛める状態に調整していきます。

  • STEP 6 セラミックかぶせ物 作製
    セラミックかぶせ物 作製

    インプラントの上部構造など、最善のかみ合わせに向けて、形やバランスを調整しながら作製したセラミックのかぶせ物を最終的に装着させて、治療完了です。

    通常の歯科医院では、外部の技工所に製作を発注していますが、当院は院内に専用のデンタルラボがあり、院内技工士が常駐していますので、必要に応じて、実際に技工士が患者様のお口の状況を確認させて頂きながら、より審美性、機能性に優れたセラミックを製作致します。

    院内の技工士がかぶせ物を作製
    院内の技工士がかぶせ物を作製
3Dスキャン治療シミュレーション

アクセス・診療時間

■ 所在地:兵庫県尼崎市武庫之荘2丁目1-1 ATSTビル2F

■診療時間

9:30~13:30
(最終受付12:30)

矯正
-
インプラント
-
矯正

矯正
★2
矯正
14:30~19:30
(最終受付19:00)

矯正

矯正

インプラント
-
矯正
★1
矯正
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★1…
土曜日・祝日の午後は、17:30まで診療(最終受付:17:00)
★2…
第2・第4 日曜日は、9:30~12:30まで診療(最終受付:11:30)

■休診日

毎週木曜日・隔週日曜日